乳ガンで切除された女性も安心して温泉を楽しんで欲しい!
乳がんで乳房を切除した女性が人工乳房をつけて「温泉に行きたい!」
そんな希望はあっても、人工乳房を着けて温泉に入っても温泉成分による変色や変形が起きないか? との心配が多いようで、全国の温泉施設がシリコン製人工乳房をリレー形式で入浴実験をし、様々な各地の成分の温泉でも問題がないことを検証する「おっぱいリレー」を実施しているようです。
全く問題がないと結果が出れば、多くの切除された女性や、これから乳ガン切除することになる女性にも励みになったら良いなと思います。
実は16年この仕事をしていて、乳房を全摘切除された女性も数人いらっしゃいました。
切除してからは温泉やプールだけでなく、人目が気になるので薄着になる夏は全く外に出ることが出来ないなど、鬱に近い状態の日々を過ごされたとか。
今だから言えるけど「自分が女性じゃなくなった」と思っていたそうです。
その女性のご主人は5年間、「そうじゃないよ、女なんだよ!」と、一生懸命説得していたと聞きました。
いいご主人だなぁ~~。。。
で、ご主人が意を決してTAKUのエステに連れてこられたんです。
薄着で外出できない位なのに、初めて会う男のTAKUにムネを見られるという荒療治(?)
ご主人もすっごい覚悟をされていたんだと思います。
その奥さんは半ば処刑台にでも連れてこられたような気持ちだったのかと想像します。
ちなみにTAKUはそういう事を全く聞かされていませんでした。
で、前半のエステの最後の方にバストエステをするときに気付いて、
「乳ガンで切除されたんですね?!その後、転移は大丈夫でした?」 と聞いたと思います。
その言葉の少し後に、奥さんが涙を流したんです。
なんか悪いことを聞いてしまったかなぁ~~~と焦りましたが、
「こんな胸を見てもビックリもせず、嫌な顔もしなかったのが嬉しい」 と、
安心された涙だったようです。
その後、性感マッサージも無事終了して、またまた奥さんは涙。
そして、連れてこられたご主人も涙して二人抱き合っていました。
ホントに大変な5年間を過ごされたらしく、張り詰めていた気が緩んだそうです。
その光景にTAKUも感動していました^^*
で、その時に奥さんが言っていたんです。
「まだ、ちゃんと女なんだなぁ~」って。
そしてご主人に「今度、温泉に行きたい!」 って言われていました。
年間5万人近くも乳ガンと診断されているようです。
命あっての人生ですから場合によっては乳房を切除する勇気を!
(と、男であるTAKUが言っても説得力はありませんが・・・)
そして、そんな女性が安心して温泉などを楽しめる世の中になって欲しいですねぇ。